Cher Chopin DISCOGRAPHY CD 横山幸雄オフィシャルサイト フォロー ご購入はこちら 曲目リスト 1 幻想ポロネーズ*ポロネーズ第7番変イ長調 2 4つのマズルカ第11番ホ短調 3 4つのマズルカ第21番嬰ハ短調 4 4つのマズルカ第29番嬰ハ短調 5 3つのマズルカ第38番嬰ヘ短調 6 3つのマズルカ第41番嬰ハ短調 7 4つのマズルカ第49番ヘ短調 8 華麗なる大ワルツ*ワルツ第1番変ホ長調 9 子犬のワルツ*ワルツ第6番変ニ長調 10 3つのワルツ第7番嬰ハ短調 11 別れの曲*練習曲第3番ホ長調 12 革命*練習曲第12番ハ短調 13 雨だれ*前奏曲第15番変ニ長調 14 タランテラ変イ長調 15 子守歌変ニ長調 16 舟歌嬰ヘ長調 メディア掲載レビューほか 名曲集といえば過去の録音を集めたものも多いが,今回の横山のショパンはすべて新録音により,選曲も彼自身による。1音1音の構築からアルバム全体の流れに至るまで,横山のこだわりと強い意思,そしてショパンへの熱い想いが表われた魅力的なディスク。-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)昨年、横山幸雄にインタビューした折に、ショパン名曲集の準備をしている、と聞いていたが、これがそれ。“ショパン”と一言で言っても、あまたある曲の中で、人々の多くが聴く曲は限られている。でも、そういった一般ウケする曲以外にいい曲はたくさんあるわけで、それらをも聴いていってほしい、という横山の願いが表われた一枚。選曲は彼自身が行ない、こういったコンセプトのCDにはとても大切な曲順もよく考えられている(アタマの2曲を聴いておしまい、にならないように)。そういう意味で、この世に数多く存在する“名曲集”(特にショパンの)の中でも、存在意義がはっきりしているCDと言えるだろう。新たな聴衆を獲得するパワーが落ちているクラシック界において、ある意味で“啓蒙性をもたせる仕掛け”が、より必要とされている。ショパンの場合は日本に横山がいて良かった。特に文句のない、よく整えられた演奏だ。 (井上郷子) --- 1999年06月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より) URLをコピーする 報告する