プロフィール

横山幸雄 Yukio Yokoyama
第12回ショパン国際ピアノコンクールにおいて歴代の日本人として最年少入賞をきっかけに本格的な演奏活動を開始。以来常にクラシック界のトップアーティストとして注目を集め続けている。
幼い頃よりステージに立ち、小学生の頃にはすでにカラヤンやロストロポーヴィチなど当時の世界のトップアーティストの薫陶を受けた。同じ頃当時のレーガン米大統領の来日の際には中曽根元首相主催の官邸での晩餐会において招待演奏。またヨーロッパやアメリカへの演奏旅行へも度々参加している。
その後16歳で単身渡仏し、その年のラヴェル没後50年の記念演奏会でプラッソン指揮トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団とラヴェルの左手のための協奏曲を演奏しヨーロッパデビュー。その後パリ音楽院で学ぶかたわら、ラヴェルの直弟子でもあるペルルミュテールのもとでも研鑽を積む。ラヴェルの生誕120年にあたる1995年、140年にあたる2015年には東京やパリなどでラヴェルピアノ独奏曲全曲演奏会を開催するなど、ラヴェルとはとても縁が深い。
近年の代表的な活動としては、2010年ショパン生誕200年を記念して行われた14時間に及ぶショパンピアノ独奏曲全曲演奏会「入魂のショパン」は全編世界配信され、ギネス世界記録に認定された。翌年には全ての遺作を含む16時間にも及ぶ全曲演奏会でさらに自らのギネス記録を更新。2019年の「入魂のショパン」第10回記念公演では、独奏曲のみならず協奏作品、室内楽曲や歌曲をも含めた240曲のショパンが生涯で作曲し残されている全ての作品を3日間で演奏するという前人未到のプロジェクトを大成功させ、その記録をDVDとしてリリース。また、2013年よりスタートしたもうひとつのライフワーク「ベートーヴェン・プラス」や「4大ピアノ協奏曲」のような独自の企画に加え、ベートーヴェンの生誕250年にあたる2020年には2日間にわたる「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全32曲連続演奏会」という偉業を達成し、その模様が全て収録されたDVDを発表。
また教育者としても多大な功績を残し、盲目のピアニストとして世界的に活躍している辻井伸行を中学生時代から指導し、ヴァン・クライバーンコンクールの入賞を経てデビューまで導いた他、数々の国際コンクール入賞者を育て上げている。
演奏家、教育者として以外に作曲家としての一面も持ち、近年は指揮者としての活動も始め、フレンド・オブ・ACO(愛知室内オーケストラ)にも任命されている。ラジオのパーソナリティとしても豊富な話題とトーク力を発揮し10年間東京FMで自身の番組を持ち、またプロ並みのワインの知識とテースティング能力を活かしレストランのプロデュースをしたりと活動の幅は広く、故中村紘子女史の遺志を引き継いで日本パデレフスキ協会会長を務めている。
2025年、最新CD【ラヴェル:ピアノ・ソロ作品全集(2枚組)】を発売。